第三回 ワールド座標とローカル座標

どうも、モーションチームの松本です。

今回はワールド座標とローカル座標についてなるべく分かりやすく伝えていけたらと思います!👍

今回の内容

🌟ワールド座標とローカル座標とは

🌟マニピュレータの軸変更

🌟実際のリグでワールドとローカルを使い分ける

★ワールド座標とローカル座標とは

まずワールド座標というのは原点からの距離で、どこから見てもその座標のさす場所は同じになります。=絶対値

それに対してローカル座標は親から見てどこにいるかという相対値になります。

親を移動させると子のワールド座標は変わりますが、ローカル座標は変わりません。親と子の距離が変わらないからですね。

下画像を見ていただくと、このような関係性になっていてチャンネルボックスに表示されている数値はローカル座標になっています。
子の現在のワールド座標を確認したいときはアトリビュートエディタで見ることができます。

★マニピュレータの軸変更

💡ctrl+shift+右クリック

軸の表示を変更することで自分の動かしたい方向にシンプルに制御しやすくなります。

ワールド軸は常に原点と同じ方向を向いています。オブジェクトを回転させても変わりません。
オブジェクト軸はそのオブジェクト自身から見た軸になります。
回転させると軸もその方向に向きます。
ペアレント軸は親と同じ方向を向いています。

※ここで注意なのがグラフエディタ上の表示と一致するマニピュレータの軸はトランスであればペアレント、ローテーションであればジンバルであることです。

★実際のリグでワールドとローカルを使い分ける

コントロールリグでアニメーションをつける際に、ワールド制御のコントローラーとローカル制御のコントローラーがついているものもあります。

その場合はどんなアニメーションを作りたいのか次第で使い分けていきます。

ローカル制御のコントローラーは親階層(例えば腰や胸)の影響を受けますがワールド制御のコントローラーであれば受けません。

 

このあたり理解しながらアニメーションをつけていくと自分の思い描いたアニメーションに速く近づけるようになっていくと思います!

今回は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました!

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ではまた! 🖐️

■最後に

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