第五回 タイムエディタ 2023年2月14日 wpmaster Post in ブログ どうも、モーションチームの松本です。今回は前回のタイムワープの話の中でも出ました、タイムエディタについてもう少し詳しく見ていきます!前回のと合わせて参考にしていただければと思います! 今回の内容 タイムエディタとはタイムエディタの使い方その他機能 ★タイムエディタとは Motion BuilderのStory、XSIのAnimation Mixerに相当する機能です。アニメーションをクリップ化してエディタ上に配置することで複数のクリップを繋げてブレンドしたり、尺をカットして短くしたりモーションのスピードを変えたりといった、編集が可能です。fbxとして書き出し、読み込みもできます。 ★タイムエディタの使い方 「ウィンドウ(window)」 > 「アニメーションエディタ(Animation Editor)」> 「タイムエディタ(Time Editor)」 例としてこちらの歩き出しと歩き終わりがあるモーションをクリップ化、切り張りしてループで歩き続けるモーションにしていきたいと思います。 まずはタイムエディタ内にクリップを作成します。リグのトップノードを選択しタイムエディタの画像をクリックしてクリップ化します。 クリップを繋げるときはなるべく近しいポーズのところで繋げるようにすると少ない調整で済みます。 今回は下画像のように左足が接地しているタイミングで左足を一致させるようにクリップをつなげてみようと思います。 🔻17fと47fでカットしました🔻 上画像のanim_clip1を複製し、隣にそのまま配置したのが下のgifです同じモーションを同じ場所でループしているだけになっています。ここからanim_Clip1の最後の左足の位置とanim_Clip2の最初の左足の位置を合わせていきます。 1️⃣二つのクリップを選択し「リロケーターを作成(Create Relocator)」2️⃣anim_Clip2を選択した状態で「一致リロケーター(Match Relocators)」3️⃣オプションが開きますのでクリップのつなぎ目で一致させたいリグ(今回はLfoot)を選択し画像 ⭕をクリック 4️⃣二つ目のクリップを選択していますので以下の設定をして一致or適用をクリック 🔻これで一つ目のクリップの左足の終了位置と二つ目のクリップの左足の開始位置が一致しました🔻 クリップでの調整が終わったらベイク処理をしてアニメーションカーブに戻してつなぎ目などの細部を調整していきます。 ★その他機能 タイムエディタ上でもレイヤーを追加して調整することができます。1️⃣「加算レイヤを作成」をクリック : 2️⃣キーを打ちたいリグを選択し、レイヤー上で右クリック→選択項目の追加 すると、アニメーションレイヤーと同じようにキーを打って調整することができるようになります。 すると、アニメーションレイヤーと同じようにキーを打って調整することができるようになります。 今回は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました!良ければツイッターのフォローもよろしくお願いします! ではまた! 🖐️